愛犬の笑顔は喜んでいる?悪化の要因になった勘違い。

犬育て

我が家が悪化してしまった理由のひとつに、
愛犬の「ちょっとイヤだな…」に
気づけていなかったことがありました。
人同士なら、表情や雰囲気、交わす言葉の中で
自然と感じ取れるようなこと。
“従わせるのが当たり前”
その考えが手放せたことで、
わがままに見えていた行動の中にある
小さな「イヤだな」を
受け取れるようになりました。
それが、我が家の改善につながった
大きな軸のひとつだったと感じています。

愛犬の“ちょっとイヤ“を知る

穏やかに出ていたサインに気づけなかった

トレーニング以前に
これを知っていたら、かなり違ったかも知れない。
今ならそう思えるようなことがあります。

愛犬は穏やかに
“ちょっとイヤだよ”と
教えてくれていたことを
あとになって知ることになったはなしです。

犬のカーミングシグナルを知らなかったことで
勘違いがおきてすれ違いが生まれていました。
そんな日常を繰り返していたことが

困った行動が増えていった一因だったのかも知れない。
そう思うと、とても納得がいきました。

笑顔じゃなかった|勘違いしていた日常の場面

とても鮮明に記憶に残っている場面が
自転車のカゴで見せた“笑顔”
愛犬を自転車のカゴに乗せて
サイクリングしたときのおかお。

“愛犬はとても嬉しそうに笑顔で乗っている”

勘違いしていました。
わたしは、「気持ちいいねぇ」と声を掛けながら
愛犬が不安やストレスを感じているなんて
思ってもいなかったのです。

それからほかの場面でも。
車で大きな公園へ移動中
ワクワクそわそわしている様子を見て
“とても楽しみにしているんだ”と思っていましたが
これも今思えば勘違いでした。

このとき愛犬は
差し出した大好きなおやつも口にしないほど

“おやつどころではない”ストレス状態だったのです。

トリミング中の様子でも、
窓越しに覗いた愛犬は
鼻をペロペロしていて
当時の私は、
それが何かを訴えているサインだとは
全く思っていませんでした。

飼い主の私が
“笑顔”だと思っていた表情や
かわいい仕草だと思っていた鼻ペロも
大きなあくびや、
喜んでいると思っていたしっぽの振り。

飼い主がポジティブに捉えていたそれらが
我が家の愛犬にとっては
真逆の意味だったことが多く
そのすれ違いが
困った行動を増やしていたのだとおもいます。

難しい判断は“愛犬を理解すること”で変わった

ちらりと舌が見えるかわいい笑顔も、
美味しいものを目の前にした鼻ペロも
眠くてあくびをすることも
うれしくてしっぽを振ることもあるから、
正直とてもややこしい。

でも、
愛犬の苦手なことや不安に目を向けて
よく観察するようになってから
“これは、ちょっとイヤっていってるのかな?”
汲み取れるようになりました

そうすると自然と、
配慮してあげたいと思えるようになり、
そのちょっとした気遣いで
困った行動は少しずつ減っていったのです。

愛犬の“ちょっとイヤ”に気づき
その思いに寄り添うことで
コミニュケーションが
取りやすくなった
のだと思っています。

このカーミングシグナルの事が
もう少し広く知られるようになり、
犬を飼っていない犬好きさんにも
伝わったらいいなと思う学びでした。

おやつは心のバロメーター

愛犬の心の状態を知る

慣れない環境にストレスを感じやすくなっていた
愛犬の心の状態を知るのに
おやつがとても分かりやすい目安でした。

たとえば、車内が苦手だった愛犬は、
車内でおやつを口にしませんでした。
人や車が多く、慣れない環境にいる時も
同じようにおやつを食べませんでした。

何かに夢中という可能性もありますが
愛犬の場合は
“おやつどころではない状態”かも知れないと
判断する材料になりました。

過去の私が思っていたような
“食べたくない”“いらない”“好き嫌い”
というわがままに思う理由ではなかったのです。

おやつを使って「自転車通い」を克服したはなし

穏やか散歩を実現する為に
特別な日にだけ足を伸ばしていた公園まで
毎日通ってみようと決めました。
その公園までの道のりが
怖がりな愛犬にとって極力避けたい環境だったため
考えたいくつかの選択肢がありました。

・苦手が多い住宅地内をドキドキさせながら歩いて公園へ向かう
・苦手な車で、吠えることに目をつぶって公園まで行く
・好きではない自転車でストレスかけて公園まで行く

この中から当時の私が選んだのは、
公園までの自転車通い。
たくさんの強化子で
誤魔化しながら行くでした。

当時、私の頭の中にあったのは、
“公園で穏やかな散歩をしてトレーニングをしたい”
が第一目的で、
到着までの過程は価値の高いfoodを使い、
愛犬に
自転車に乗ることを“克服”してもらいました。

今振り返ると
ポジティブトレーニングの中でも
さらに深掘りされている繊細な部分。
おやつを使った選択が、
もしかしたら強制に近かったのかも知れない
と思う気持ちもあります。

それでも結果として
自転車に慣れてくれたことで
今では穏やかに公園まで乗っていられるようになり、
到着してからも終始いい状態
お散歩の時間を過ごせるようになりました。

この経験から感じたのは、
「おやつを使う・使わない」ではなく、
愛犬が今どんな気持ちでその行動をしているのかを
見続けることや
飼い主と愛犬、互いの幸せを思い
我が家のバランスを考えることの大切さを知ることでした。

怖がりなぼくにとってスピードを感じる乗り物は
とても不安だったんだ

狭い道で車やバイクやたくさんの人とすれ違うときは
ドキドキしてたよ。

この記事は、いち飼い主としての私の体験談と主観で書いています。
特定の方法や取り組みを否定したり、誰かを責める意図はありません。
ひとつの体験談として受け取ってもらえたら幸いです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました