
今回は、愛犬との「お散歩」をめぐる遠回りのお話です。
かつての私は専門家の方の助言を盲信し、愛犬の様子よりも「1日◯回◯分」という数字を優先にした散歩をしていました。
でも、本当の解決策は基本に忠実になることでも、横に付いて歩かせるしつけの練習でもなく、愛犬の心に配慮することだったのです。
お散歩を「共に楽しい時間」に変え、爆吠えを改善に導いた捉え方のヒントをまとめました。情報の波に疲れた飼い主さんの心が、少しでも軽くなりますように。
お散歩の様子にヒントがあった
飼い主の手を焼く散歩は勝手な行動?
愛犬と楽しい嬉しいはずのお散歩が
飼い主の手を焼く散歩になっていませんか?
先をスタスタと行く散歩
歩かない散歩
立ち止まりが多い散歩
じゃれてカミカミしてくる
まともにまっすぐ歩かない
お散歩中の困った行動の色々。
リードや首輪やハーネスが不快で
気になっているかも?
飼い主を遊びに誘いたいけど
その方法が分からないのかも?
それらの困った行動は “ 環境 ” が与える影響の可能性があって
必ずしも勝手な困った行動ではないという捉え方が鍵でした。
困った行動がなぜ起きているのかを
正しく探っていくことも
我が家が解決に向かった重要な視点です。
私が当初思っていた、
上下関係が必要で犬は言うことを聞けるコにしつけるもの。
その思考のままでは到底解決に至らなかったと思っています。
愛犬は、人同士の関わりと違って
困らせてやろう とか
こいつは下だ とか
小難しいことは考えられない。きっと。
注目してくれた〜! \(^o^)/
や
不安だよ!不快だよ!嫌だよ!を
本当にシンプルに
素直に伝えてくれていただけだったのです。
遠回りして時間がかかった我が家が
深く理解して腑に落ちたことのひとつのおはなしです。
愛犬の行動を受け止めること
我が家の愛犬の場合、
とにかく勝手にスタスタと先を行く
マーキングも匂い嗅ぎもしない。そんな散歩になっていました。
その様子を動物関係の職業の方々に話しても
「へえ〜なんでだろうねえ〜」
特に大事と捉えることもなく過ごしてしまいました。
慣れない“環境”が行動に大きく影響している可能性は
考えたこともなく、
飼い主の頭の中にあった
・犬って順応性が高く
・何でも平気!
・いつもポジティブ!
ただただかわいいを振り撒く動物なんだと思ってしまっていたことは
気付くのに時間がかかってしまった理由かも知れないです。
“怖がり”な愛犬の行動は
素直にありのまま表現されていた
そう気付いたことは
困っていた行動の改善に繋がる肝の部分。
飼い主から見たら、とても小さなことが
愛犬にとってはとても大きなこと。
このちょっとしたすれ違いが
とにかく我が家は多かった。
わがままではないし、勝手な行動でもなくて、
飼い主を下に見ているなんてこともない。
「何だか怖い、不安だよ、早く早くお家に帰ろうーーー!」
ってことだったのだと思っています。
我が家の場合、きっとそう。
飼い主の住む快適な環境が怖くて不安?
飼い主の住む快適な環境が
怖くて不安ってどういうこと?
昔の自分はきっとそう思うだろうな。
愛犬が見て感じている世界を想像してみると・・・。
もし、自分が言葉もその言葉の意味も分からない
異国の山奥に住む民族と生活を共にするとしたら?
その未知な環境をすぐに受け入れて楽しく生活できるでしょうか?
“同じ人間”の世界であっても慣れない環境下では
怖さや不安は大きいはずです。
もちろん、何も不安なく新しい環境を最初から「楽しめる」人もいれば、そうではない人もいます。まさに十人十色。それは犬も同じでした。
飼い主である私が思考や捉え方を変え、愛犬が感じている世界を想像できたことで、
ようやく「うちのコに合わせた必要なサポート」ができる飼い主になれたのだと思います。
専門家選びとしつけの盲信。我が家に起きていたすれ違い
トレーナーさんの指導
当時、最初に出会ったトレーナーさんの指導は、このようなものでした。
「犬を前や横、後ろに行かせないこと。必ず人の横について歩かせてね」
これが散歩の基礎であり、指示が常に聞けるようになれば、他犬へ吠えに行ったり、勝手な行動はしなくなるというお話でした。当時はそれを盲信してしまい、必死に練習しました。
でも愛犬にとっては “ それどころじゃない ” という環境下で
学習が進むはずもなく、その不安な思いを汲み取ってもらえず、
分かってもらえなくてすごく困っていただろうなと思っています。
言語を使えない愛犬は身体全体で表現し、飼い主へ感情を伝えてくれていた。
何も気づけなかった当時は、愛犬の感情を無視した対応になっていた為
改善が難しかったことがとても理解できました。
トレーナーさんと同じようにできない理由
よく「トレーナーさんなら上手くできるのに、
日常で飼い主が同じようにできない」という話を耳にしませんか?
我が家もまさにそうでした。
その、魔法のように感じた感覚を、
人間の習い事や部活で例えるとわかりやすいかもしれません。
学校の部活でカチッとした歩き方の指導を受けたとして、
それを家族との日常の中で採用したら、通用するかといえば、使う場面が違いすぎますよね。
それと同じで、まさに「環境の違い」だったのだと思います。
苦手なことが少なくて、その指導(練習)自体を楽しめるようなコなら、
また違ったのかもしれません。
ですが我が家の場合、その環境の違いに気づけないまま、
“指導”を日常(苦手な刺激の多い場所)に取り入れようとしたことが、
更なる悪化へ向かう「すれ違いのはじまり」になってしまいました。
いま振り返ってみるとあの頃の状態がよく理解できるようになりました。

これは、我が家の愛犬の場合であって、
指導に近い関わり方が “楽しい”と感じるコも
いるのかも知れません。
愛犬の様子を汲み取った関わりの見極めに
我が家の話が参考になったら嬉しいです。
愛犬にとって安心な環境を考えた

我が家が住む自宅周りは、狭い住宅地です。
せめて、静かな環境だったらよかったのですが、
朝晩は狭い道幅に車、自転車、バイク、そして人が多く通る環境でした。
怖がりな愛犬は常にドキドキした散歩になっていたのかも知れないと
想像できるようになったことで、突然視界にはいるものに
反応が増えたことも理解が出来ました。
ドキドキするお化け屋敷で
突然現れた何かに声をあげてしまう。
そんなイメージが想像できたのです。
迎い入れたときから怖がりだと感じていた愛犬に
寄り添った配慮ができていたら
酷く困る事にはならなかったかも知れないです。
愛犬の立場になって想像できる捉え方に変わって
見えてくるものがたくさんありました。
そこに気付けないまま
一生懸命に横について歩くことを教えても
苦手や不安でそれどころじゃない。
科学をベースにおやつを使った方法だけで試しても
根本解決に至らず。
爆吠えや落ち着かない様子が
なかなか消えなかったことが腑に落ちました。
改善に向けて効果があったことは
広くて安心な場所へ散歩コースを変え、
苦手な対象とは余裕(距離)をもった状況を作り、完全回避を積み重ねました。
すると愛犬は常に安心安全だ〜!と感じて過ごせるようになり、
何かに警戒する必要もなくなったのだと感じています。
その結果、ちょっとしたことに大きく反応することが
明らかに減っていったのです。
お散歩が“共に”楽しいものになったことで、困った行動も自然と減っていく。
それは不思議な魔法ではなく、とても納得のいく「解決への糸口」でした。

「1日◯回、最低◯分」という数字や、一般的な犬のしつけに縛られる前に、
目の前の “ 愛犬の様子 ” に配慮すること。これこそが、我が家のお散歩を180度変えてくれた一番の鍵でした。

ぼくたちにとって安心ってすっごく大事なんだ

気づいてくれたママの信頼度1up✨️!やったね!
この記事は、いち飼い主としての私の体験談を、私自身の主観で綴ったものです。
特定の方法や取り組みを否定したり、誰かを責める意図はありません。
ひとつの体験談として、参考にしていただけたら幸いです。


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