
外での困った行動を変えようと必死だったあの頃。
実は家の中でも、いくつもの困った行動があり
相談ごとを抱えていました。
盲信が招いた愛犬との信頼関係崩壊のときを記録します。
改善に至るのに必要だったキーワード🔑と
困っていた飼い主が陥ってしまった失敗談です。
盲信が招いた悪化
我が家で起きたこと
専門家を頼ることを決めた頃にも書いたように
専門家の方に依頼するころには既に、
家の中での困った行動もいくつか起きていました。
特に、深刻だったのは飼い主が寝室に入る時。
先に布団に入っている愛犬が
まくしたてるように強く吠えかかってくる。
それが毎晩のように続いていました。
その発端となった原因は
多頭飼いをはじめて半年ほどたった頃。
下のコを連れて寝室に入ると
まだパピーだったそのコが走り回り、
睡眠の邪魔をすることが毎晩おきていて、
きっとそれが嫌だったのだと思います。
この困った行動が起き始めた経緯は
当時のトレーナーさんにも
その後出会った専門家の方々にも
そう説明したことを覚えています。
原因の発端はわかっていた。
これは後に改善に向かうための
重要なキーワードとなった部分です。
専門家の指導を盲信
当時の指導は、
“指示”が伝わりやすいようにリードを装着し、
寝室に設置したクレートへ誘導。
扉を閉め、目隠しをする。
同じ布団で寝ることで
上下関係が曖昧になっている。
しっかり上下を伝える。わからせる。
そんな内容だったと記憶しています。
それまでずっと添い寝をしてきて、
夜遅くに飼い主が布団に入ったときの
愛犬の温もりが私の癒やしでした。
別々に寝るなんてさみしすぎる。
そんな思いの私の口から出た質問は
「また一緒に寝られるように戻れますか?」
でした。
その答えは
「もちろん。関係ができあがれば、
また一緒に寝られますよ。」
その“関係”を築くために、
毅然とした振る舞いで“わからせる”こと。
それが私に課せられた役割でした。
毎晩、リードをつけ寝室のクレートへ誘導する。
今振り返れば異様とも思えるこの光景を
盲信していた私は疑いもしませんでした。
ただただ
解決したい!なおしたい!
その思いで
必死に伝え続けていたのです。
成功体験が悪化を加速させた
実は一度、その様子は改善したのです。
穏やかにクレートへ入り、眠る。
その行動が常に穏やかに出来るようになりました。
でもそれは
上下関係ができた訳でも
行動が改善された訳でもなく。
今思えば、
優しくて甘えん坊の愛犬が
ただ諦めてくれていただけだったのです。
そしてこの頃、
トレーナーさんとのやりとりに
こう記していました。
「寝室問題は改善し、
添い寝も出来るようになりました。
ですが、
今度はリビングで私の動きに
強く反応するようになったのですが…
やっぱり、“わからせる”ですか?」
その返答は
「まだ上下が曖昧なんです。頑張ってください。」
………
今なら悪化してるとすぐに分かるのですが
盲信していた当時の私は
「寝室問題が改善できた!」
その成功体験が悪化を加速させてしまったのです。
そして、このあと
愛おしくて大切な愛犬と
信頼関係を壊してしまうこととなりました。

数あるトレーニング方法の中から
我が子に必要な情報を見極める力を高め、
何より盲信しないことが、遠回りせずに解決していける
近道なのかも知れません。
ある専門家の方が
とてもわかりやすいたとえ話しを
してくれました。
例えば、
お顔にニキビができていて
できものを抑えるおくすりで改善させても
根本が改善されてなければ
また違う場所にできものが
出てくることは少なくないですよね。
それは、どんなトレーニング方法であっても
根本が改善されなければ何も解決しない。
盲信していた私が気づけなかった
肝となる部分を想像できたお話しでした。
信頼関係が崩壊した日
関係崩壊のとき、飼い主がとった行動
数週間も経たないうちに愛犬は
寝室に入る私に向かって
吠えかかりだけでなく、
牙をむくようになったんです。
一度改善したのに… なぜ。
また、いちからやり直し。
私がリーダーになれていない。
トレーナーさんを頼り切っていた私は
悪化させているとは夢にも思わず
着実に溝が深まり崩壊の時を迎えたのです。
早く昔のように一緒に寝たい。
愛犬の温もりを感じて寝たい。
そんな思いのわたしは
愛犬の鼻をそっと撫でたくて
クレートの扉に指をかけ
「 おやすみ 」と声をかけようとしました。
その瞬間、
愛犬の目つきは一変し、牙をむき本気で噛みにきたのです。
今もその時の光景は鮮明に覚えています。
このとき飼い主のわたしがとった行動は
「 愛犬に噛みつかれました!
どうしたらいいですか!!! 」
解決策と対処法を求めて
困った行動の“報告”をトレーナーにしていました。
何かを“嫌がる噛み”とは違う。
間違いなく信頼を失った瞬間でした。
まとめ
さまざまなトレーニング方法を学び、実践しても、
根本となる“原因”を見落としてしまえば、
本当の意味での解決にはつながらない。
それを私は、身をもって知りました。
それは、いわゆる“科学的根拠”に基づいた方法であっても同じ。
表面の行動だけを変えようとすれば、
また別のかたちでサインは現れます。
この悪化を皮切りに長く長く迷走しました。
迷走に陥った飼い主の思考が
時間をかけ、変わっていき改善に至りました。
その改善へ向かっていった自分の変化や経験談を
今後も記録していきます✍️

ぼくが甘えん坊だってママは知っていた

だけど“行動を直したい!“その思いが強すぎたんだよね。
この記事は、いち飼い主としての私の体験談と主観で書いています。
特定の方法や取り組みを否定したり、誰かを責める意図はありません。
ひとつの体験談として受け取ってもらえたら幸いです。


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